さてさて。
この春、待望の民生用 4Kカメラが相次いで登場しました。でもまだまだそれなりに高値の花。しかも先日発売されたばかりの LUMIX GH4 に至っては人気沸騰で当面は入手困難というおまけ付きです。(2014年5月現在)
そんな騒ぎを横目に、もっと低予算で、そしてちょっと変わった 4K映像を作ることが出来るのが、最近やたらと耳にすることが多くなった「タイムラプス」という手法。ちょっと前まではもう少し分かりやすく「微速度」「コマ撮り」「インターバル撮影」などと呼ばれていた撮影方法です。要するに「ムービー」ではなく「写真」を連続で撮影して、それをパラパラ漫画の要領で繋ぎ合わせて1本の映像に仕上げていくというやり方です。
この方法なら、カメラに求められる基本条件は2つのみ。
・概ね12MP(メガピクセル)以上の画素数の写真が撮れること
・インターバル撮影機能(またはリモートレリーズ端子)が付いていること
これだけです。この条件さえ満たしていれば、4K どころか SD画質の動画撮影機能すらついていないカメラでも、誰でも簡単(でも多少の忍耐力は必要)に 4K映像(…を作るための素材)を撮ることができるのです。
このブログでは、当面の間タイムラプスによる 4K映像制作を取り上げます。
そのため、ブログのタイトルも(とりあえず)「4K Time-lapse report」としました。そしてそこそこの時間と手間をかけて撮影/編集したサンプルムービーも用意しました。
次回からはこのサンプルムービーを元に、カメラの用意から撮影、編集までのレポートを少しづつ紹介していこうと思います。
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